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2020-05-19

自動組版は誌面だけじゃない! 編集制作フローで結構重要な「校正紙」もDOT3は自動で出します!

DOT3がリリースされたのは2004年頃なのですが、その頃からずっと存在する「校正紙出力」機能。

この機能を重要視していたのは、私たちが制作をやっていて必要不可欠だったからです。

 

自動組版が出来たからといって、業務フローが効率化されるわけではありません。

むしろその周辺を支える機能がなければ全体としての効率化は成功しない、と考えています。

 

ここでは、効率化のポイントとも言える「校正紙」機能について書きたいと思います。

 

校正紙もDTPしなければいけない現状

印刷物は、完成に至るまでに「校正紙」をお客様とやりとりしながら、掲載内容をチェックします。

 

しかし、校正紙は、ただ誌面の仕上がりを出力して渡すだけではありません。

掲載内容以外の情報(コード番号、日付やコメント、識別子など)も載せた状態で、お客様に確認していただく必要が非常に多いのです。

そうなると、

・InDesignやIllustratorで作成したデータから必要部分だけ切り出す

・校正台紙に貼る

・その他情報を記載する

というDTP作業が発生します。

 

他にも画像一覧をファイル名付きで出す、とか、

DTPとは、誌面を作るだけじゃないんですね。

また、ここもDTPと同じく人力作業ですから、発生する様々なトラブルも想像できるのではないでしょうか。

 

ワンクリックで簡単に出来る「校正紙」

DOT3では、「校正紙生成」ボタンをクリックするだけで、
自動組版で出来たPDFに、その他の情報も一緒に確認できる状態の校正紙(PDF)を自動で作ることが出来ます。

 

校正紙もデザインパターンとして自由に作れます

DOT3は、デザインパターンを自由にいくつでも作って登録することが出来る、という便利さがありますが、校正紙も同じです。

台紙をデザインし、お客様名やコメント、日付など可変する箇所、校正するときに一緒に確認したい情報は、原稿フォームに入力されたものを反映させることが可能です。

 

校正紙をお客様に送る

DOT3からダウンロードした校正紙PDFを、FAXやメールに添付、送付で提出終了です。(ちなみにFAX・メール送信機能はありません)

メールにPDFを添付して送る場合には、容量が大きくなってしまうので、最近では校正URLを添付するという機能も併用するケースが増えています。

校正URLについては別記事(印刷物もWEBも同時校正!? URLクリックで校正紙を確認「校正URL機能」〜DOT3 機能紹介〜)をご覧ください。

 

業務フローを自動組版でサポートする

DOT3は、この校正紙機能のように、誌面の自動組版だけではなく、印刷物を作る工程を幅広くサポートするという考えで開発しています。

原稿作成から誌面制作、校正紙作成まで、自動組版という技術を活用すると、
日々の作業の多くはDOT3に任せることが出来ます。

DOT3が皆さんの業務負荷を減らすことで、もっと創造的な活動のために大切な時間を使って欲しい、素晴らしいものを読者に届けて欲しい、私たちはそう願っています。

 

 

 


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