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2020-05-21

校了データをしっかりロック!! 「校了ロック」〜DOT3 機能紹介〜

この記事は、自動組版クラウドサービスの機能紹介の一部です。

 

「校了」データをどう守るか

印刷には校了というゴールがあります。

 

校了になったということは、神様以外はもう触れません、というぐらい神聖なもの

 

ただ、全体のフィニッシュである全校了に一気になるわけではありません

ページ単位、カテゴリ単位、折単位という具合で部分的に校了を獲得し、全校了を目指してみんなで走りきる!というのがDTPの仕事です。

 

DTPって、お祭りみたいで楽しそう?

いえいえ、これが結構ドタバタで大変なのです。

 

終盤に近づくと、校了・未校了と入り乱れてくるので、
校了データを誤って触ってしまうということも…

 

それが誰にも気付かれず、間違ったまま印刷されてしまったら。

 

…考えただけで、手が震えてきますね。

 

間違った情報を世の中に出してしまうという印刷事故。

この事故を防ぐということは、私たちがこの仕事に携わる上で、遵守しなければいけない最上位項目です。

 

しかし、どれだけ頑張ってDTPをしても、起こらないとは言えません。

 

しかも、最後の工程を任される責任感の強い担当者のうっかりミスだった場合、声をかけることさえ辛い。

 

この制作業界で30年以上、様々な経験をして思うことは、

 

ミスを減らす、ではなく、ミスを誘うやり方をしない!!

 

自動組版を成立させるためには、こういうことも考えないといけない、と思います。

 

というところで前置きが長くなりましたが、
この問題をDOT3の機能でどう解決できるかを解説します。

 

DOT3の基本はデータ校了

DOT3は、各データの責任者が進捗ステータスを変更できるようになっています。

DOT3の検索画面イメージ(赤枠がステータス表記)

ステータスの表記

何百、何千件ものデータの責任を一人で負えるわけがないので、
その原稿の作成者(更新者)が責任を持って、ステータスを「校了」に進めていく、という考え方です。

校了にしたとき確認パネル

このようにして「校了」になったデータは内容の編集が出来なくなります(閲覧は可能)。

 

管理者以外は校了は外せない

管理者権限を持たないユーザーは、校了にした後、校了の解除が出来ません。

校了解除が出来ない場合のアラート

校了を解除したい場合には、管理者権限を持つユーザーに解除を依頼するしかないので、勝手に校了を外されるという危険性を排除することが出来ます。

 

一時的なロック機能

編集途中だけれども、他の人に触って欲しくない、という時には、そのデータの作成者が自分自身である場合において、「ロック」をすることが出来ます。

リスト上で確認・操作ができるロックボタン

このロックは、ロックをかけた本人及び管理者権限を持つユーザーが解除することが出来ます。

 

このようにして、「データを守る」という機能をDOT3は持っています。

 

まとめ:従来のDTP工法との大きな違い

従来のDTP工法は、前述にもあるように、

ページ単位、カテゴリ単位、折単位という具合で部分的に校了を獲得し…

となりますが、DOT3は、

データごとに校了にしていく

というように、違いがあります。

 

これは、印刷物以外に活用したいデータは、DTPデータではなくデータそのもの、という現在のニーズに適した考えです。

 

印刷校了した時の「正しいデータ」を安心して渡せる

もらった方もスムーズに活用できる、という環境をDOT3は提供しています。

 

 

 


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